Tamablog

たまに更新するiOS/Mac系技術ブログ。

iOSDC 2018参加レポート

iOS開発者のお祭り的イベントであるiOSDC Japan 2018に行ってきました。前年より1日増えて計4日間のイベントで、場所は早稲田大学です。3日間参加してきました。

f:id:tamadeveloper:20180903115702j:plain

iOSDCはミニWWDCのようでした。発表内容は勉強になることが多く、またAsk The Speakerはラボみたいな感覚で気になることを質問できるので参考になることが多いです。try! Swiftの時も思ったのですがAsk The Speakerに行く人はあまり多くない印象なので、何か質問を考えて行ってみるとより多くを学べるのではと思います。

個人的に勉強になったセッションをピックアップしてみました。

iOSと(深層)強化学習

機械学習はコンピューターでやるもの、またニューロネットワークはブラックボックスみたいなもの、という自分の先入観を覆してくれたセッションです。TensorFlow LiteもCoreMLも推論しかできないので、端末側で学習できるというのは非常に新鮮に感じました。デモビデオではロボットが学習する過程を見れるようになっており、学習がどのようにロボットの行動に影響を与えるのかを視覚的に見ることができて、初めて機械学習の仕組みを理解できたような気がします。ニューロネットワークを自作してみたくなった、というツイートをいくつも見かけました。

Depth in Depth

ベストトーク賞3位に選ばれた@shu223さんの深度に関する発表です。写真の背景を飛ばして人をくり抜いたりするのに使える深度データですが、取得方法は複数あり、それぞれの使い方を解説していました。利用シーンに応じて取得方法を変える必要があるとの事です。また「具体的な事例」では、深度データで何ができて何ができないのかを分かりやすく説明してくれました。

SwiftからPythonのライブラリを使って機械学習する方法

本題に入るまでが長かったですが、個人的にはその内容がとても示唆に富んでいて面白かったです。まとめると機械学習は闇雲にデータを集めて学習させても駄目ですよ、というお話で大変参考になりました。本題のPythonをSwiftから呼び出すには、プレビュー版であるSwift 4.2の@dynamicMemberLookupと@dynamicCallableという新機能を使うとの事でした。このセッションで紹介されていたSwift for TensorFlowも面白そうです。

おまけ1

食事はこんな感じで美味しかったです。try! Swiftでは食事スペースがなくて床で食べる人も多かったのですが、iOSDCでは食堂があるので落ち着いて食べられます。

f:id:tamadeveloper:20180903115717j:plain

おまけ2

去年は台風が来ていたのでそれに比べればだいぶマシですが、今年も最終日に雨が降りました。